専門職によるリハビリテーション
関連技術や知識を提供しています。
横浜市総合リハビリテーションセンターでは、より身近な地域でリハビリテーションに関する相談を受けることができるよう、福祉機器支援センターを中山(緑区)、反町(神奈川区)、泥亀(金沢区)に1箇所ずつ、計3箇所設置しています。
福祉機器の利用、住宅改造、介護・介助方法、地域で暮らすための環境整備等について、理学療法士、作業療法士、ソーシャルワーカー・保健師などの専門職が相談・助言・情報提供を行う施設です。
福祉機器・住宅整備・介護などに関する相談
- 福祉用具の試用体験、介護現場への導入に関するご相談に関しては、事前にお電話でお問い合わせください。
- ご見学は展示場開館中、随時可能です。用具を貸し出している場合がございますので、ご希望の物品がある場合は、事前にご連絡ください。
- 横浜市福祉機器支援センター(反町、中山、泥亀)では、各種介護ロボットを展示しております。センター毎に展示内容が異なりますので、詳しくは(https://www.yrc-pf.com/robots/)をご覧ください。
福祉用具の展示・シミュレーション
福祉用具(展示の一部)
入浴・排泄関連
洗体・洗髪の際に使用する椅子です。立ち上がりが難しい方、座位が取りづらい方の使用に配慮されています。
入浴には、保清・リラクゼーション・血液循環の促進などの効果があります。簡易浴槽の利用により、安全に、かつ介護者の負担を軽減して入浴ができる場合があります。
座ったまま便器にアクセスできます。洗体椅子としても活用できます。
便座が電動で昇降し、トイレへの着座や立ち上がりをサポートします。
便座の上にセットし、座面を高くすることで、立ち座りをサポートします。
ベッドサイドなどに設置し、トイレまでの移動距離を短くすることができます。排泄動作を安全に行い、介助負担を軽減します。
起居・移動・移乗関連
起き上がりや床からの立ち上がりが難しくなった場合、電動ベッドの利用が有効なことがあります。
背上げや高さ調整機構を利用することで、起き上がりや立ち上がりが容易になります。
昇降機能付きの座椅子です。高さを調整することで、安全に楽に立ち上がれる場合があります。
お子さんが、安楽で適切な姿勢を保持できるようにする椅子です。
車椅子や椅子に座って、階段を昇降する機器です。階段昇降をより安全にできるように、またご本人・介助者の負担軽減をサポートします。
段差を超えるための段差解消機です。スムーズな外出をサポートします。
乗り移りを助けるリフト。据え置き式・ベッド固定式・床走行式などがあります。吊り具が利用する人の体に合っていることが重要です。
電動モーターが付いた車椅子。自操用と介助用があります。
姿勢を保ち、転倒を予防するための歩行器。キャスター付きのものもあります。
開口部分が広く、脱ぎ履きがしやすい作りになっています。
食事関連
食器の下に滑り止めマットを敷くことで、手で押さえなくても食器をある程度固定できます。
筋力低下や手指の巧緻性の低下により、食事動作が難しくなることがあります。楽に使える箸、手持ちのスプーン・フォークの柄を太くして持ちやすくする便利グッズ、口に運びやすいように角度が変えられて軽くて持ちやすいスプーンやフォークなど、さまざまなものがあります。
底が傾斜し、片側が深くなっています。食事がすくいやすく、片手でも食べやすい食器です。
コミュニケーション関連
手軽に液晶画面に書き込めます。
伝えたい文字を指さして発信します。透明文字盤を用いて、視線の動きを介助者が読み取る方法もあります。
入力スイッチを工夫し、ブザーやコール機器、コミュニケーションのための機器類を操作します。
※その他、各種福祉用具を展示しています。
シミュレーションコーナー(福祉機器の試用体験※)
リフトや段差解消機、階段昇降機などの試用体験が可能です。
トイレコーナーは片側の壁面が可動式で、スペースを変えながら車椅子の取り回しなどを確認できます。
浴室コーナーは浴槽や洗い場の高さが電動で昇降でき、跨ぎやすい浴槽の高さなどが確認できます。
格子状の壁面は手すりが取り付けられ、動作しやすい位置や高さが確認できます。
寝室(起居・移乗)
階段、出入り口(階段昇降、段差昇降)
浴室(入浴)
トイレ(排泄)
※試用体験は予約制となります。詳しくは各機器センターにお問い合わせください。
横浜市福祉機器支援センターに関する詳しい情報・アクセスなど
URL | http://www.yokohama-rf.jp/facilities/device.html |
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