2024.05.13
令和6年度 神奈川県「介護生産性向上推進事業」伴走支援対象施設募集要領
1. 目的
介護生産性向上のための介護ロボット、ICTテクノロジーを新規に導入し、導入後も有効活用ができるように業務アドバイザーによる伴走型の支援を行うことを目的とした事業です。(既に施設に導入済みの介護ロボット、ICTテクノロジーの活用は対象外となります)。
2. 支援内容
- 業務アドバイザーが、先進的に介護ロボットを導入している施設の見学や体験研修会の開催、支援対象施設への介護ロボット、ICTテクノロジー導入のための個別支援(訪問やオンラインによる)を行います。
- 課題の整理、介護ロボット等の選定とオペレーションの変更、導入及び実際の活用、導入効果の測定などを行い、伴走型の支援を行います。
3. 応募資格
- 神奈川県内に所在する介護事業所・介護施設等であること(介護保険法に基づく全サービスを対象とします。)
- 令和6年度中に、介護生産性向上のため新たに介護ロボット、ICTテクノロジーの導入・活用を目指す事業所・施設等であること。
(注)支援対象施設には、介護ロボット、ICTテクノロジー導入のための令和6年度の補助金が交付されます。補助の内容や提出書類等に関しては、神奈川県介護保険事業費補助金(介護ロボット導入支援事業費補助金及びICT導入支援事業費補助金)と同様です。書類提出の時期等は別途お知らせします。6月頃に申請受付を行う神奈川県介護保険事業費補助金(介護ロボット導入支援事業費補助金及びICT導入支援事業費補助金)の申請を検討している場合も伴走支援への応募は可能です。ただし、支援対象施設に決定した場合は、同補助金の申請をすることはできません(支援対象施設とならなかった場合は申請可能です)。
4. 支援対象施設数
応募者の中から6事業所
(注)応募数が上限を上回った場合は、厳正な審査により対象事業所を決定します。
5. 支援対象施設が取組む内容
伴走支援の対象施設として決定された事業所等は、業務アドバイザーの支援の下、以下A~Dの取組を行う。
A. 指定施設における見学会および体験研修会への参加
① 運営管理者向け施設見学会
- 対象:施設長、理事長等
- 実施期間: 1回目は6月12日(水)14:00~16:00、2回目は6月19日(水)14:00~16:00(どちらか一方にご参加いただきます)
- 所要時間: 2時間程度
- 会場: 社会福祉法人善光会 サンタフェガーデンヒルズ(東京都大田区東糀谷6-4-17)
② 実務者向け体験研修会
- 対象: 現場リーダー、スタッフの方を2名
- 実施方法: 1回目はオンライン研修、2回目は現地での体験研修となります。オンライン研修と現地での体験研修の両研修に参加してください。
オンライン研修 |
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現地での体験研修 |
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B. 業務改善に向けた取組
- A の終了後、業務アドバイザーによる個別支援を受け、介護ロボット、ICTテクノロジーの導入による業務改善に向けた取組を行ってください(業務改善の目的例: 見守り機器を導入し夜間の転倒転落やヒヤリハットを減少させる、2人介助での移乗支援を1人介助にするなど)。
- 支援対象施設には、介護ロボット、ICTテクノロジー導入のための令和6年度の補助金が交付されます。
- 補助の内容や提出書類等に関しては、神奈川県介護保険事業費補助金(介護ロボット導入支援事業費補助金及びICT導入支援事業費補助金)と同様です。書類提出の時期等は別途お知らせします。
C. 成果報告会での成果報告
B の取組を令和7年2月頃開催予定の成果報告会で報告してください。
D. 事業の横展開への協力
採択された場合は、モデル事業所としての公表や業務に支障のない範囲での施設の見学受入れ、他の介護事業所に対する研修等、介護ロボット・ICTテクノロジーの導入及び活用事例等の横展開の要請に協力してください。
(注)翌年度以降も、県からフォローアップのための実態調査や助言指導等が行われる場合があるので協力をお願いします。
6. 応募方法
- 申込み方法
横浜市総合リハビリテーションセンター介護ロボット相談窓口ホームページ「伴走支援申込みフォーム」(https://www.yrc-pf.com/contact/banso-form.html)よりお申込みください。 - 募集期間
令和6年5月13日~令和6年5月23日まで - 問い合わせ先
横浜市総合リハビリテーションセンター介護ロボット相談窓口: 松葉、沼田
メールアドレス: yrc-pf@i.softbank.jp
7. 支援対象施設の決定時期
令和6年5月下旬(予定)
(支援対象として決定した事業所にメール等により通知します。)