障害者・高齢者の生活を支える共同研究・開発について
高齢者や障害者が住み慣れた地域や家庭で自立し、積極的に社会参加ができるよう、保健福祉サービスの充実が図られています。
一方、福祉用具等を開発する多くの企業では、役立つ技術や材料などがあるにも関わらず「マーケットが小さい」「被験者を集められない」などの理由から、障害当事者にとって便利で安全な用具などの開発は十分に進んでいない状況にあります。
つまり、ニーズ(障害当事者が求めているもの)とシーズ(企業が持っている新しい技術・材料・サービスなど)のマッチングが大きな課題となっています。
当事業団には研究開発部門があります!
当事業団の研究開発部門がニーズとシーズのマッチングを実現させます。
研究開発
リハビリテーション工学(リハ工学)に関係する基礎研究および企業や大学との共同開発も積極的に行っています。
臨床評価
福祉機器等を障害者等が実際に試用し、製品化を視野にいれた実用的な評価を行っています。
当事業団の2つの特徴
1,臨床経験豊富なスタッフが研究・開発に関わります!
職員数:約500名、約20職種
2,障害当事者の協力を得ることができます!
横浜ラポール利用者:1日平均約1,000人
研究・開発フロー
共同研究・開発のご案内
ご案内ページ | http://www.yokohama-rf.jp/about/joint.html |
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実績(近年の代表例)
企業等との共同研究
- トヨタ自動車㈱:ヒューマンサポートロボット(HSR)の開発協力
- 本田技研工業㈱: UNI-CUBβの利用対象者拡大調査協力
- パナソニック㈱:デジタルミラーの臨床評価
- ㈱タカラトミー:発達障害のある子どものおもちゃの開発協力
- ㈱幸和製作所:新型歩行車の共同研究
- 富士機械製造㈱:移乗サポートロボットの共同研究
大学等との共同研究
- 横浜国立大学、首都大学東京、日本福祉大学、日本工業大学、大阪工業大学、聖学院大学、国立保健医療科学院等
研究費の獲得状況
- 厚生労働省、国土交通省、ECOMO交通バリアフリー研究助成、LIXIL住生活財団研究助成、三菱財団社会福祉事業研究助成等
過去5年間の成果
福祉用具の研究開発、臨床評価等に関するお問い合わせ
お問い合わせ先 | 横浜市総合リハビリテーションセンター研究開発課 |
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電話番号 | 045-473-0666(代表) |
URL | http://www.yokohama-rf.jp/about/research.html |